FC2ブログ
topimage

2011-10

2011 バイエルンぶらり旅 3日目 - 2011.10.19 Wed

10月9日(日)

今日は日曜日なので、お店は駅の売店やレストラン以外はほぼ全部お休み。
開館している施設をかるく巡ります。
なんといっても夜に歌劇場へ行く大任があるので、日中動きすぎて疲れないことが目標。

昨日のうちに取りに行っておいたチケット。
DSC01870.jpg
今日はオペラで「カルメン」。明日はコンサートです。



まずは朝ごはん。
地ビールと白ソーセージ、プレッツエル、という伝統のミュンヘン風朝食をいただくため、
マリエン広場の先にある「ヴァイセス・ブロイハウス」というビール醸造所兼レストランへ向かいます。

2kmくらいの距離なので、電車で行くことに。
タッチパネルで行き先の駅を選べるので切符の購入はとても簡単。
DSC01932_20130717211826.jpg




電車の中。ガラガラ。
DSC01871.jpg



こちらが外観。今朝もお天気はいま一つ。
DSC01935.jpg



日曜の8時半ではまだちょっと早すぎた模様。お店の中も空いています。
外は教会のミサの鐘が賑やか。
DSC01873_20130717211900.jpg

持ち主は変わりつつも、16世紀にはこの土地でビール醸造がはじまっていたとか。


これがお目当ての一式。
DSC01872_20130717211957.jpg
ここの定番ビールの美味しいことといったら。
旅行を通じてここのビールが一番おいしかったと思います。またこのフワッフワの白ソーセージと蜂蜜入りマスタード、プレッツエルとエンドレスのループに。
ビールは500mlを飲んだ後物足りなくて300mlを追加注文。。。



さて、お腹もかなりいっぱいになったところで、
まずはバイエルン王国ヴィッテルスバッハ家の王宮(レジデンツ)。

ここは写真撮影禁止だったため、ご興味がある方はリンクをご覧ください。

ミュンヘンレジデンツ宝物館

ミュンヘンレジデンツ

通路だけちょっと撮影。
DSC01877.jpg


この王宮はとても広く、豪華ななかにも質実剛健さも兼ね備えていて、といえば聞こえはいいけど、
行っても行っても同じような部屋でどうもピンとこない感じ。
宝物館も良いものもあるけど展示方法があか抜けない。

足がくたびれてきたので、似たような展示室をいくつかパスしようと順路を無視して進むと、
どこからともなく学芸員さんが笑顔でやってきて「あなた、この部屋が先ですよ、こっちに行くとこの部屋を見逃してしまいますよ」と正しい順路に導いてくれる…(しかも1度や2度ではなく…ご親切なこと…)

折角の王宮を見てもピンとこないのはこの手のものを見飽きてしまったからなのか、ここが感性に合わないからなのか、朝から飲みすぎてるからなのか…ちょっとショック。

とはいえ、この王宮も第二次世界大戦でかなり破壊されて、ミュンヘンのみなさんが必死に再建したもの。
ミュンヘンレジデンツ 破壊と再建

ちゃんと復習すれば感銘を受けることも多い気がします。これは後日の課題に。


ちょうどお昼に良い時間なので、評判のニュルンベルグ風焼きソーセージの店へ。
DSC01886.jpg
陽光はあるものの寒いので外で飲む人はおらず。
中はほぼ満席でした。


こちらも伝統のあるお店らしく、店内には歴訪の著名人のお写真。
DSC01885_20130717212036.jpg


来ました来ました。
薪で焼くというニュルンベルグ名物ハーブ入り焼きソーセージ!
DSC01884.jpg
味は…うーん、塩がきつい…
昔ならともかく、今は冷蔵技術も発達してるんだから甘塩バージョンも出してほしい。

でもお店はどんどん混んでくるので、ドイツの人にはちょうどいい塩梅なのかもしれません。
労働者や農民ばかりでもあるまいに、みんなどうやって体外に塩を排出してるんだろう。。

なんかここまで1勝2敗的な3日目の昼下がりです。


さて、気を取り直して。
王宮と焼きソーセージが気に入らなくても、ここは芸術の都ミュンヘン。まだまだ見るものは沢山あります。

昨日堪能したアルテピナコテークを作った王様、ルートヴィヒ1世陛下(ノイシュバンシュタイン城のルートヴィヒ2世陛下の祖父)が同じく収集した古代ギリシャ・ローマの彫刻館、グリュプトテークへ移動します。


こちらはケーニッヒ門。いつの間にかよい天気に。
DSC01888.jpg



ケーニッヒ門を挟んで彫刻館と古代美術館が対になって建っています。こちらは彫刻館。
DSC01887.jpg
日曜日なので1ユーロで入れるのですが、中はこれまた閑散でした。



さすが王様がルーブル美術館と競うように集めたというだけあって美麗な像がずらーりと並んでいます。
ここもフラッシュなしならお写真OK。


こちらがこの美術館の至宝、「バルベリーニのフォーン」紀元前200年ころ。
DSC01892.jpg



DSC01895.jpg


DSC01899_20130717212131.jpg



DSC01900.jpg


おまけ。
DSC01901.jpg
あ、あひる虐待。


DSC01893.jpg
拾い食いの犬。


全部全部紀元前のもの。
ああ、すばらしい…。


館内のあちこちに、この館内らしくも極彩色の水彩画が掲げてあるので、
学芸員さんに、「この絵はどうしてこんなにカラフルなんですか?もしかして戦前の様子ですか?」と尋ねてみると、やはりここも連合軍の空襲ですっかり壊されてしまい、現在の建物は戦後すべて作り直したものであるとのこと。
「すべて建てなおしたのです」と言ったおじさんの顔、誇らしげだったなあ…

カラーでないのが残念ですが、壊される前の内部のお写真をそっとwikiから拝借してきました。
505px-Munich_glyptothek_interior_1900.jpg


すっかり満足して美術館をあとに。
DSC01907.jpg



天気もよいのでホテルまで歩いて帰ることに。
旧植物園はいまは市民の憩う公園に。
DSC01914.jpg


場所的には裁判所の裏手にあたります。
DSC01915_20130717212333.jpg



公園内のビヤガーデンの注意書き。
「犬はつないで連れ歩きましょう」
DSC01913_20130717212332.jpg



天気の良い夕方でもったいない気もしましたが、
ホテルの部屋で夜のカルメンに備えていったんお昼寝…zzz



すっかり疲れも癒えたところでおしゃれしてお出かけです。
スカートにハイヒール、ハンドバックなんていで立ちは旅行中後にも先にも国立歌劇場に行く時のみ。



こちらが歌劇場のファサード (日中天気のよいうちに撮影)。
DSC01843.jpg



なんといっても今日は歌劇場にとって長い長い夏休みのあと、新年度の第1回目に当たる公演。
いよいよ芸術の秋の幕が切って落とされるという日なのです。
DSC01875_20130717212433.jpg



エントランス前の様子。ほど良い緊張感。
DSC01919.jpg



入ってすぐ、左右対に大階段があります。
今日は平土間席なので階段は上がらなくてよいのですが、なにやら上方に贅沢空間の香りが…くんくん。
DSC01924_20130717212514.jpg



美しい…
DSC01922.jpg



歴史と伝統に裏打ちされた、太刀打ちできないゴージャス感です。
DSC01921.jpg


どこまでも続く…
DSC01923.jpg



中央に赤を基調にした大広間、その両側にブルーを基調にした小広間と階段室が配置されています。
DSC02071.jpg



そろそろ着席することに。 8列目中央やや左の席です。
DSC01925.jpg
この劇場は横1列の間に縦に通る通路がないので、自分の席に辿りつくまでは既に座っている人に一度立ってもらいながら進むことになります。
「中央寄りなら早く来てればいいのに」などという雰囲気はぜんぜんなく、会場じゅうが Danke Schön, Bitte Schön の和やかなやりとりに包まれています。


繊細なカメオ細工のような天井。目がくらみそうです…
DSC02067.jpg


さていよいよ開幕。
カルメンはフランス語のため、舞台上方にドイツ語字幕が出ますが、これを読み始めると絶対集中できなくなるので、セリフはなんとなく記憶で補いつつ…

Carmen 配役/舞台写真等

舞台や衣裳も奇をてらわない演出で見やすかったです。
しかも、アリアの合間はレチタティーヴォではなく、ビゼーが作曲した当時の構想のままオペラ・コミック形式のためとても観やすい。それにアリアに入るときのワクワク感はこのほうが良い気がしました。

1幕でカルメンが喧嘩騒ぎで逮捕されたあと、尋問中にホセを誘惑するシーンで
カルメン 「ラ~ラランランラ~~ン♪」
ホセ 「歌なんか歌うな!」
というやり取りがありまして、この台詞をレチタティーヴォで「歌な~んか歌うなよ~♪」とやられると、
つい「そういうお前も歌ってる~♪」と突っ込みたくなるのですが、普通に台詞で返すとなんの違和感もなく。
やはり当初の構想というのは大事だなあ、と思ったりしたのでした。

さすがの演奏、さすがの歌唱が続く中、とうとう最後のカルメンとホセの息詰まる二重唱に突入。
カルメンはここが私の集中力の分かれ目で、配役が納得いかなかったり、まあいろいろあると、
「もういいから早く刺しちゃって」と思うほどなのですが、
なんとこの日は「ああ、終わらないでほしい、いつまでも聴いていたい…」という感情が…
今までになかった境地です。本当に感動しました。

主演の人たちの歌や演技や容姿も説得力のあるものだったし、なにより音楽が素晴らしかった…
怒涛のカーテンコールも気がつけば終わり、ポワーとした気持ちで帰途につきました。



もう時間も遅いので、また中食。
DSC01930_20130717212550.jpg


オペラのことで頭がいっぱいのまま気持ちよく就寝しました。


長い記事を読んでいただいてありがとうございます。








NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

Amochev

Author:Amochev
トイプードルのペルレちゃんの飼育日記執筆中。
ドイツ語学習、天体観測、欧州旅行、コンサート記録なども少し書くかもしれないです。

カテゴリ

未分類 (5)
ごあいさつ (11)
お出かけ (149)
日々 (496)
お花&ガーデニング (32)
ポニーのポーちゃんと河原の仲間たち (72)
動物病院 (10)
食事 (21)
しつけ (9)
お手入れ (40)
用具 (23)
大震災 (17)
引越し (6)
手芸 (29)
月刊 PerPerpe (2)
動画 (6)
トイプーは見た! (9)
かべがみ など (5)
ドイツ旅行記 (31)
英国旅行記 (7)
国内旅行 (21)
帰省 (16)
音楽 (10)
歌舞伎/舞台 (3)
いただきもの (46)
お客さまin仙台 (114)
花散歩 (40)
天体 (4)
らっこめし (3)

最新記事

月別アーカイブ

検索フォーム

QRコード

QRコード