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2011 バイエルンぶらり旅 6日目 - 2011.10.25 Tue

10月12日(水)

バイエルンぶらり好き放題の旅もいよいよ半ばを過ぎ、今日からいよいよ山の暮らしです。

前半のミュンヘンのテーマが「美と芸術」だとすれば後半は「ハイジの世界」とでも言いましょうか…
とにかく山を満喫するのが狙いです。

こちらはバイエルン南部の地図。
滞在するバートライヒェンハルは青矢印のあたり。
640px-Höchste_Berge_Deutschlands

その下の、ジグソーパズルのピースのかみ合わせのようにオーストリアに食い込んだ部分が今回の主な遊び場となるベルヒテスガーデナーラントというエリアです。
ベルヒテスガーデナーラントには、高さでドイツ国内3位のヴァッツマン(2,713m) 5位のホッホカルター(2,608m)、11位のホーヘア ゴル(2,523m)などの上位の山々が連なり、またオーストリア側のホッホケーニヒ(2,914m)なども望める景勝地となっております。

ちなみに、バート・ライヒェンハルの、「ハル」は古代ケルト語で「塩」、「ライヒェン」はドイツ語で「豊かな」です。塩の交易で栄えた土地なんですね。

さらにご興味がある方はアルペンザルツのサイトに大変詳しい記載がありましたのでリンクをご覧ください。
バート・ライヒェンハルの歴史


今日はまず簡単にホテルのご紹介から…

Hotel Garni Gablerhof
こちらが宿泊棟。
DSC02150.jpg



こんなお部屋。簡素ですが広々。
DSC02153.jpg



バルコンからの眺め…ある意味これが一番の贅沢か…
DSC02154.jpg
ベルヒテスガーデンへはここから見えている山々の間を抜けて通います。


こちらの建物がフロントと朝食用レストラン、オーナー一家のお住まい。奥は牧場の納屋。
DSC02151.jpg



この建物の裏手はすぐに牧草地、そしてホッホシュタウフェン山(1,771m)。
DSC02149.jpg



街へ向かう道 (その前に森を通りますが…)
この一本松は朝に夕に飽かず眺めたものでした…
DSC02148.jpg



さて、朝食にしましょう。
ビュッフェ式です。

ムハー!
DSC02278.jpg



どれにするか悩みます。隣には黒パンのスライス。反対側にはクロワッサンとパウンドケーキまでありました。
DSC02279.jpg



さすがに乳製品も充実。
DSC02277.jpg



シリアルとフルーツ。
DSC02276.jpg



じゃーん!
DSC02152.jpg
朝から満腹です。



さて出発です。バルコニーから眺めた山の向こうを目指します。
今日も頑張って走っておくれね。
DSC02155.jpg


運転中、ひとつ峠を越えたところで急に視界が開けて、目の前に2,000-3,000メートル級の山々が飛び込んでくるのですが、毎朝先を急ぐあまり、気がつくとそこの写真がなく…残念。



そんなわけで写真的にはもう湖に到着。船の切符売り場。
DSC02158.jpg



ケーニヒス湖(Königssee)は全長8キロ、深さ188メートル。氷河が作った谷にできた淡水湖です。
その美しさを保護するため電気式動力観光船のみ往来することができます。

大きな地図で見る



この不思議な緑色は水にミネラル分が含まれ光を反射しているため。
実際岸辺で覗き込むとものすごく透明です。
DSC02161.jpg


奥の山が見えてきました。
DSC02167.jpg



ミネラルが、森が、太陽が、と理由を云々言ってもどうしようもないような、圧倒される光景が続きます。
DSC02181.jpg



DSC021860.jpg



途中、大きな岸壁の前まで来ると、船頭さんがトランペットを吹いてくれます。
すると「え、絶対向こうで誰かが吹いてるんだって」と言いたくなるようなみごとな木霊が返ってきます。
幻想的な音色に船上は皆びっくり→うっとり→拍手喝采。



ケーニヒス湖の一番奥が見えてきました。
ここで上陸し、さらに奥のオーバー湖(Obersee)まで歩いていきます。
DSC02187.jpg



あら、少し雲が出てきました…
DSC02188.jpg


10分くらいの平坦な散策路ののち、オーバー湖のほとりへ。
谷の一番奥には滝もありますね。
DSC02190.jpg



実はこのオーバー湖、東山魁夷先生が「みづうみ」を描かれた場所なのです。
mizuumi.jpg
湖岸の散策路から対岸の岩や木々がまったく同じに見える角度があるということなので、そのあたりの追体験がオーバー湖来訪の主な目的でした。

ちなみに、画伯は若いころドイツに留学して絵の勉強をされたということで、生涯を通じて縁ある国だったようです。画文集のドイツ編はなんとも格調高いエッセイでとても素敵ですので、ご興味がありましたら是非読んでみて下さい。


わりと木が鬱蒼としているため、絵とまったく同じ場所は探し得なかったのですが、
この湖の静謐さは十分に堪能して参りました…


DSC02192.jpg




DSC02194.jpg




DSC02201.jpg


鏡のような湖面に崖が正確に映りこみ、自分が何を見ているのか、鏡いっぱいの部屋にいるような不思議な気分になってきます。それにこの不思議な不思議な青緑色…



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DSC02208.jpg



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DSC02216.jpg



DSC02220.jpg



以上が、私なりの精一杯の「みづうみ」写真集でした。


本当は湖の一番奥まで行って滝を見たりしたかったのですが、
ケーニヒス湖が思いのほか大きく、船の時間がかかるので途中で引き返すことに。



また船に乗ります。湖の両側の崖や山はすっかり雲の下に…
DSC02231.jpg


途中の聖バルトロメ教会も大変残念ながらどんより。
DSC02239.jpg


しかも、上空を人間を吊りさげたヘリコプターが何機も飛び交っており、船頭さんのガイダンスによると「バイエルン州警察のヘリです」とのこと。説明が良く聞こえなかったので、隣の席の人に「訓練ですかね…」と聞いてみると、なんと本当の遭難事故とのこと。
後日ネットで検索したら、74歳の老婦人がシニア向け日帰りツアーに参加したものの、一人はぐれてしまい、大規模捜索の末ご遺体で見つかったとのことでした。ヘリは捜索隊の撤収だったのかなあ…
こんなお船で行けちゃう観光地化したところとはいえやはり山は山。油断は禁物なのです。



1時間の船旅ののち朝の船着き場にもどってきました。周りはお土産屋さんなどが並ぶいかにもな観光地。
品ぞろえなんかは日本の温泉街に通じるものがありますね…
DSC02243.jpg


落ち着いた感じの店番。
ピンク色の岩塩とそれをくりぬいて作ったランプが人気のお土産品のようです。
DSC02241.jpg



さて、空は曇ってしまいましたが、そんなことになるとは露知らず朝のうちに「船とロープウェーのセット券」を買ってしまったので、湖のすぐ東に聳えるイェンナー山(Jenner 1,874m)の頂上へ向かうことに。

船とロープウェーは駐車場を共有するほど至近です。
乗り場まで徒歩10分くらいかな…



と思ったら子ヤギ発見~!
DSC02245.jpg
みんな中型犬くらいの小さいサイズです。
しかももっと小さいのがいるということは、大人でこの小ささ♡。
ユキちゃん種、と勝手に名付けてご満悦な私。せっせとヤギの写真なんか撮ってるのも私だけです…


そして、Jennerbahnに乗って頂上へ。
1,802mまではロープウェイで行き、そのあと標高差70mは自分の足で山道を一気に登ります。

残念…天気が良ければ素晴らしかろうに…という景色。
DSC02257.jpg



ケーニヒス湖が遥か眼下に光っています。
DSC02261.jpg



とりあえず来た見た立ったということで…頂上。
DSC02258.jpg



えっ、こんな寒いところにこんなものが…
アルプスサラマンダー君。
DSC02264.jpg
日本に帰ってから調べたところ、どうやらオーストリアやスイスでは保護対象(ということはドイツにはたくさんいるのか…)という貴重な生物だったもよう。一期一会ですなあ…



快晴のJennerからの眺望はJennerbahnのサイトでご覧下さい。ご興味があれば。
イェンナーロープウェイ



16:30が最終下山時間のため、間に合うようにロープウェーの駅に戻り、無事下山しました。
Jenner山頂では、同じく車でぶらり旅をしている中国人のナントカさんと行きあい、お互い行った場所の情報交換したり。
下山後、先ほどの子ヤギ舎の隣のレストランでお茶でもしよう、ということになったけど、
先方はこれからミュンヘンまで行ってホーフブロイハウスでがっつり食べたい、ということでコーヒーのみ。
私は「ホテルがB&Bだからここで食事するね」と言ってノンアルコールビールと鹿肉のグーラーシュ。
よくよく考えたら昼ごはんも食べてない…空腹なわけです。
DSC02268.jpg
シチューの部分は美味しいのですが、この小麦粉と潰したじゃがいもを捏ねてゆで上げた芋団子が私には難物。
お店の人に「とっても美味しいんだけど、本当にもうお腹がいっぱいで…ごめんなさい」とものすごく流暢に言えるようになっている自分に気づきました…


さて、おなかも満ちたところでバートライヒェンハルのおうちへ帰ります。

途中スーパーマーケットに寄って、お夜食を購入。
また宿でまったりといただきました。


ハイジ的おやつ(牛乳とヨーグルト)
DSC02272.jpg
ハイジはパイナップル味は知らなかったでしょうけど…
これも美味しかったなあ…日本で売ってたら絶対買います。
(スーパーマーケットで1個0.88ユーロ…牛乳500ml0.7ユーロ…山での暮らし、プライスレス…)


そのあとは大人のおやつタイム…
DSC02273.jpg



こうして山の夜は静かに更けてゆくのでした…


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